• 本

言語起源論

講談社学術文庫 2457

出版社名 講談社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-06-292457-3
4-06-292457-9
税込価格 1,056円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

独自の思想を打ち立て、文学者としても傑出した才を見せたヘルダー(一七四四‐一八〇三年)。その名を高からしめた『言語起源論』は、ベルリン王立学術アカデミーの懸賞論文で最優秀賞に選ばれた出世作である。席捲する「言語神授説」を前にヘルダーはいかなる解答を提示したのか?不朽の古典を初めて自筆草稿に基づいて訳した新時代の決定版、ここに完成。

目次

第1部 人間は、その自然能力に委ねられて、みずから言語を発明することができたか?
第2部 人間は自然な能力に委ねられてみずから言語を発明せざるをえなかったのか?またはどのような状況において最も適切にそこに至ることができたのか?

おすすめコメント

言語は神が創造したのか? それとも人間がみずから作り出したのか? 手稿最終稿に基づく初の日本語訳が、初の文庫版で登場!

著者紹介

ヘルダー,ヨハン・ゴットフリート (ヘルダー,ヨハンゴットフリート)   Herder,Johann Gottfried
1744‐1803年。ドイツの哲学者・文学者・神学者
宮谷 尚実 (ミヤタニ ナオミ)  
立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(文学)。現在、国立音楽大学准教授。専門は、18世紀ドイツ語圏の言語論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)