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星籠の海 下

講談社文庫 し26-32

出版社名 講談社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-06-293311-7
4-06-293311-X
税込価格 968円
頁数・縦 572P 15cm
シリーズ名 星籠の海

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 主役は「機械仕掛けの海」瀬戸内海だと思います!

    舞台は瀬戸内海。主役はその「機械仕掛けの海」ではないかと私は思いました。カッコよかった!元々あの地域には注目してたけどますます好きになりました。もちろん人間模様も読み応え抜群。上下巻で分厚いけど3日ほどで読める読みやすさも驚異的でした。私は読むの決して速くないんですが気になる展開続きでグイグイ引っ張られていってしまいました。感情的にけっこう苦しいというかキツイ部分もあるんですけど、でも面白かった。映画も観に行く予定ですがめちゃくちゃ楽しみです!

    (2016年6月3日)

商品内容

要旨

織田信長の鉄甲船が忽然と消えたのはなぜか。幕末の老中、阿部正弘が記したと思われる「星籠」とは?数々の謎を秘めた瀬戸内で怪事件が連続する。変死体の漂着、カルト団体と死体遺棄事件、不可解な乳児誘拐とその両親を襲う惨禍。数百年の時を越え、すべてが繋がる驚愕の真相を、御手洗潔が炙り出す!

おすすめコメント

瀬戸内海に浮かぶ興居島の湾に、連続して死体が流れ着く。事件の調査を依頼された御手洗潔は、石岡和己とともに瀬戸内へ。解決への鍵を求めて訪れた場所は、古代より栄えた「潮待ちの港」、鞆の町を擁する広島県福山市だった。だが、御手洗たちの到着直後に発生した死体遺棄事件に始まり、鞆もまた不穏な気配を漂わせていた。これは瀬戸内を揺るがす一大事の兆しなのか? 怪事件の続く「時計仕掛けの海」に、御手洗潔が挑む!

著者紹介

島田 荘司 (シマダ ソウジ)  
1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビュー。「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「講談社『ベテラン新人』発掘プロジェクト」の選考委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)