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その可能性はすでに考えた

講談社文庫 い144−1

出版社名 講談社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-06-293853-2
4-06-293853-7
税込価格 836円
頁数・縦 391P 15cm

商品内容

要旨

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは?探偵・上苙丞はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。

おすすめコメント

本格ミステリにまだこんな発想があったのか!? 奇蹟を追い求める探偵、斬首集団自殺の謎に挑む。ミステリ・ランキング席巻の話題作

著者紹介

井上 真偽 (イノウエ マギ)  
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。第2作『その可能性はすでに考えた』が恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏から大絶賛を受ける。同作は2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、『2016本格ミステリ・ベスト10』「ミステリが読みたい!2016年版」『このミステリーがすごい!2016年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016」「読者に勧める黄金の本格ミステリー」「キノベス!2016」にランクイン。続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも、再び各種ランキングを席巻し、「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得。同書は2017年度第17回本格ミステリ大賞候補に。また、同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)