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アストライアの天秤   3

アフタヌーンKC

出版社名 講談社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-06-310757-9
4-06-310757-4
税込価格 817円

出版社・メーカーコメント

「人が人を裁くのだ 自分の事として向き合えぬ者は一人たりともこの場にいてはならない!!!」 法廷を舞台に「人間」を描く大反響シリーズ、完結巻!! ●砕動風鬼 双子の若者が行った誘拐殺人事件。双子だが誕生日が違い、犯行時に兄は20歳、弟は19歳――「少年」であった。弟に脅されて手を貸したと供述する兄。殺害を認めた以外、黙秘を貫く弟。だが、調査を進めるうちに意外な真実が浮き彫りになる! 裁判官・萩原が「少年」に下す審判は、断罪か、それとも少年法による慈悲か!? ●プルシアンブルーの過ち 弁護士・西郷夏海。彼女は有能な検事だったが、冤罪事件を起こして辞職した「ヤメ検」である。弁護人として担当することになったのは、画廊で起きた放火窃盗事件。夏海は、被告人・小暮の態度から、彼は真犯人をかばっているのではと推測する。浮かび上がってきたのは、寒河江俊。日本洋画壇の新星と呼ばれる男だった!