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差別の超克 原始仏教と法華経の人間観

講談社学術文庫 2530

出版社名 講談社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-06-512341-6
4-06-512341-0
税込価格 1,672円
頁数・縦 460P 15cm

商品内容

要旨

女性は成仏できない(女人五障)、男性に変じて成仏できる(変成男子)とし、父・夫・子に従え(三従)と唱える仏教には「女性差別だ」と批判がある。しかし釈尊はそもそも、真理に目覚めた者、すなわちブッダには誰でもなれる、と説いたのではなかったか?サンスクリットの原典に立ち返り、仏教本来の「女性観」と、性差別を乗り越える道を解明する。

目次

「仏教とジェンダー」研究の略史
仏教の基本思想と女性の平等
原始仏典の溌刺とした女性たち
ヒンドゥー社会の女性蔑視
部派分裂とともに加速する女性軽視
大乗仏教による女性の地位回復
「変成男子」の意味すること
常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等
「善男子・善女人」に見る男女平等
平等の根拠としての一仏乗〔ほか〕

おすすめコメント

仏教は、女性を蔑視しているのか? サンスクリット、漢訳の豊富な引用で質す、21世紀の「ジェンダー仏教論」。

著者紹介

植木 雅俊 (ウエキ マサトシ)  
1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学理学部卒。理学修士(九州大学)、文学修士(東洋大学)、人文科学博士(お茶の水女子大学)。中村元のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)