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ジャポニスム 流行としての「日本」

講談社現代新書 2506

出版社名 講談社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-06-514188-5
4-06-514188-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 272P 18cm

商品内容

要旨

西洋の美意識を変えた19世紀の「日本ブーム」。マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ドガ、セザンヌ…印象派の巨匠たちは、こぞって日本美術を研究し、自身の絵画に取り入れた。

目次

第1章 ジャポニスムの「見え方」
第2章 開国のインパクト
第3章 ジャポニスムの媒介者たち
第4章 モノの到来
第5章 「日本」の濃淡
第6章 色彩のジャポニスム
第7章 空間のジャポニスム
第8章 線のジャポニスム
第9章 ジャポニスムの終息

おすすめコメント

19世紀に西洋を熱狂の渦に巻き込んだ日本ブームがモダンな感性を生み出した。近代の美意識の源流として、日本の存在を位置づける。

著者紹介

宮崎 克己 (ミヤザキ カツミ)  
1952年生まれ。東京大学、パリ第4大学大学院などで美術史を学ぶ。ブリヂストン美術館副館長などを経て、昭和音楽大学教授。専門は、美術史、文化交流史。主として絵画的領域における日欧の交流史を研究。この間、ジャポニスム学会で理事長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)