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ジャンヌ・ダルク超異端の聖女

講談社学術文庫 2555

出版社名 講談社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-06-516276-7
4-06-516276-9
税込価格 1,056円
頁数・縦 219P 15cm

商品内容

要旨

一五世紀初めに彗星のように現れて未曾有の国難を救い、火刑台に散ったジャンヌ・ダルク。なぜ彼女は魔女として死に、聖女として甦ったのか。英仏百年戦争の政治的背景、お告げの「声」や聖女の系譜など、神秘が息づく中世ヨーロッパ世界から光をあてて、華麗で過酷な運命を背負った少女の全体像を、彩りゆたかに親しみやすい筆致で映し出した決定版!

目次

序章 ジャンヌ・ダルクとはだれか
第1章 ジャンヌ・ダルクの先駆者たち―カリスマと聖女
第2章 神の「声」を聞いた少女
第3章 中世の政治と宗教―少女戦士はいかにして誕生したか
第4章 戦場の乙女
第5章 ジャンヌの最期

おすすめコメント

神秘が息づく中世ヨーロッパ世界という視点から、少女の華麗で過酷な運命の全貌を活写する。親しみやすい決定版入門書!

著者紹介

竹下 節子 (タケシタ セツコ)  
比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)