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アイヌの世界観 「ことば」から読む自然と宇宙

講談社学術文庫 2560

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-516690-1
4-06-516690-X
税込価格 1,353円
頁数・縦 333P 15cm

商品内容

要旨

動植物を神格化し、自然も神も人も、すべては平等である―!アトゥイ(海)、アペ(火)、コロ(支配する)、カラ(創造する)、ウク(受け取る)…。驚くべき自然観察者であるアイヌならではの、名づけの意味、語源、語彙素構成や使用法を拾いながら、その宇宙観、霊魂観、動植物観を言語学的に分析。認識人類学的アプローチで、“アイヌ文化”を旅する。

目次

第1章 アイヌの宇宙観
第2章 霊魂とカムイ
第3章 アイヌの植物命名法
第4章 動物の分類と動物観
第5章 諸民族との比較
第6章 世界観の探究―認識人類学的アプローチ
補章 現代に生き続けるアイヌの世界観

おすすめコメント

ポクナ、ピリカ、サムン……不思議な響きのことばに秘められた、独特の宇宙観とは?大自然とカムイとアイヌの深層構造を探る!

著者紹介

山田 孝子 (ヤマダ タカコ)  
1948年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程単位修得退学。理学博士。現在、京都大学名誉教授、金沢星稜大学教授。専攻は文化人類学、認識人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)