瓦礫の死角
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-517893-5
(4-06-517893-2) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 189P 20cm |
商品内容
要旨 |
その逮捕を機に瓦解した家族。刑期を終えようとする父。出所後の夫の復讐に怯える母。家出し、消息不明となった姉。十七歳、無職の北町貫多は、如何なる行動に出るのか―。犯罪加害者家族の十字架を描く表題作と、その表裏をなすも“不”連作である「病院裏に埋める」の両篇に加え、快作「四冊目の『根津権現裏』」に、怪作「崩折れるにはまだ早い」(「乃東枯(なつかれくさかるる)」改題)の全四篇を収録。比類なき文学。 |
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おすすめコメント
犯罪加害者家族の背負う罪なき罰。解体した記憶の瓦礫の下から「あの人」――父の影が動く。表題作他全四篇収録の比類なき“私小説”