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暦と占い 秘められた数学的思考

講談社学術文庫 2605

出版社名 講談社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-06-518696-1
4-06-518696-X
税込価格 1,298円
頁数・縦 310P 15cm

商品内容

要旨

月・星・太陽の動きから人は暦を編み出した。さらに暦の緻密な仕組みを巧みに敷衍し、生きる縁として八卦や九星術、ホロスコープを生み出した。古代ローマから現代のグレゴリオ暦まで古今東西の暦を読み解き、数学の論理で暦と占いのつながりを明らかにする。伝承、神話、宗教に迷信や権力欲も取り込む知恵の結晶を概説する、蘊蓄満載の科学書。

目次

時間を区切る
月と惑星をめぐって
聖数「七」の神話
一週間の曜日名
古いヨーロッパの暦
十二ヵ月名にあらわれる神々
「グレゴリオ暦」への道
自然暦―二十四節気
「陰陽五行説」の原理
干支と聖数のロジック
六十進法の世界
八卦の論理
九星術ロジック
ホロスコープの科学

おすすめコメント

年月日から曜日をはじき出す計算式とは? 「〇座の生まれ」ってつまりどういうこと? 蘊蓄満載、サービス精神満点の「科学書」。

著者紹介

永田 久 (ナガタ ヒサシ)  
1925‐1995。神奈川県生まれ。東京教育大学理学部数学科卒業。専門は数学基礎論。法政大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)