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数の世界 自然数から実数、複素数、そして四元数へ

ブルーバックス B−2126

出版社名 講談社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-06-518745-6
4-06-518745-1
税込価格 1,320円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

数の起源は、古代メソポタミアに遡ります。その後、長い年月の間に0が発見され、負の数が発見され、目に見える「実数」の世界が構築されました。「虚数」が認められると、「複素数」が本質的な数だと考えられるようになります。そして、数の世界の拡張は、「四元数」や「八元数」へと続いていきます。

目次

第0章 はるか古代の道―数の起源
第1章 現代へ続く道―自然数から実数へ
第2章 複素数の草原―虚と実の数
第3章 複素数の庭園―複素平面に生息する数学
第4章 四元数の池―4次元の数
第5章 四元数の森―変換という観点から
第6章 八元数の湖―八元数の世界
第7章 大海へ―八元数を超えて

おすすめコメント

自然数から実数、複素数と広がる数の世界。数学者ハミルトンが発見した「四元数」、そして「八元数」へ、さらに世界が広がっていく。

著者紹介

松岡 学 (マツオカ マナブ)  
1970年、三重県四日市市生まれ。岡山大学理学部数学科卒業、名古屋大学大学院理学研究科修了、名古屋大学大学院多元数理科学研究科満了、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(学術)。大阪樟蔭女子大学、滋賀文教短期大学などを経て、高知工科大学准教授。専門は代数学(環論、代数的符号理論)、数学教育。最近はアドラー心理学を数学の教育に取り入れる実践研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)