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日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く

講談社現代新書 2566

出版社名 講談社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-06-518773-9
4-06-518773-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 350P 18cm

商品内容

要旨

この国の“深い魅力”は本当に理解されているのだろうか?「濃い日本」を解読する。独自の方法論で日本文化の本質を見通す「松岡日本論」の集大成。

目次

柱を立てる―古代日本の共同体の原点「柱の文化」から話を始めよう。
和漢の境をまたぐ―「中国語のリミックス」で日本文化が花開いた。
イノリとミノリ―日本人にとって大切な「コメ信仰」をめぐる。
神と仏の習合―寛容なのか、無宗教なのか。「多神多仏」の不思議な国。
和する/荒ぶる―アマテラスとスサノオに始まる「和」の起源。
漂泊と辺境―日本人はどうして「都落ち」に哀愁を感じるのか。
型・間・拍子―間と「五七」調の型と拍子にひそむ謎。
小さきもの―一寸法師からポケモンまで。「日本的ミニマリズム」の秘密。
まねび/まなび―世阿弥が説く学びの本質。現在日本の教育に足りないこと。
或るおおもと―公家・武家・家元・ブランドとしての「家」について。
かぶいて候
市と庭
ナリフリかまう
ニュースとお笑い
経世済民
面影を編集する

おすすめコメント

「侘び・数寄・すさび」「漂白と辺境」「小さきもの」「公家・武家・家元」……17のテーマを通じて見えてくる「日本」の本質とはーー。日本文化に精通した「知の巨匠」松岡正剛が融通無碍に語る、日本論の決定版!

著者紹介

松岡 正剛 (マツオカ セイゴウ)  
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)