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有限の中の無限 素数がつくる有限体のふしぎ

ブルーバックス B-2137

出版社名 講談社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-06-519689-2
4-06-519689-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

1+1=0や1+2=0が成立する、ふしぎな数の世界=有限体。0、1、2の3つしか数字がなくても、数論、代数や幾何が成立する!?ガロアが見出し、進化させた新たな素数の世界とは?素数のふしぎを解き明かしながら、有限個の数の世界で無限に展開する数学の魅力に読者を誘う。

目次

第1部 1+1=0の世界―素数のふしぎなはたらき(ふしぎな国のふしぎな計算
四則演算からの風景
0と1の幾何学
美しい平方数の世界
方程式からの眺望
平方数を超えて
「有限個の数の世界」と「ふつうの数の世界」)
第2部 ガロアが創った新しい世界―数の進化を考える(ガロアの虚数
p乗の魔法
有限体上の楕円曲線)

おすすめコメント

1+1=0!? あのガロアも深い関心を寄せたふしぎな数の世界とは? 『素数が奏でる物語』『素数はめぐる』に続くシリーズ第3弾

著者紹介

西来路 文朗 (サイライジ フミオ)  
1969年、広島県生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士課程数学専攻単位取得退学。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、広島国際大学看護学部看護学科教授、広島大学客員教授
清水 健一 (シミズ ケンイチ)  
1948年、兵庫県生まれ。岡山大学理学部数学科卒業。博士(理学)。専門は整数論。賢明女子学院中学校・高等学校の教諭を経て、岡山大学客員教授、岡山理科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)