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歴史劇画大宰相 第9巻

鈴木善幸の苦悩

講談社文庫 さ119-9

出版社名 講談社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-06-520119-0
4-06-520119-5
税込価格 1,034円
頁数・縦 525P 15cm
シリーズ名 歴史劇画大宰相

商品内容

要旨

田中角栄の助けを借りて反主流派との党内抗争を乗り切り、史上初の衆参同日選に打って出た大平正芳首相は、選挙戦さなかに急逝した。果たして後継は誰か―中曽根康弘、河本敏夫、宮沢喜一などが有力と見られたが、土壇場で浮上したのは、地味な裏方と見られていた鈴木善幸だった―。

目次

第1部 怨念政治の果て(自民分裂
史上初の衆参同日選へ
田中曽根連合
大平弔い合戦
自民圧勝
幕開かずして芝居終わる
バイプレイヤー鈴木善幸)
第2部 和の政治と行財政改革(亀裂
問われる宰相の器
中曽根、照準を合わせる
止まらぬ内紛
行革フィーバー
田中軍団、動く
最後の天下大乱)

おすすめコメント

史上初の衆参同日選挙は大平正芳の急死で「弔い選挙」となり、自民党が圧勝した。後継はダークホース鈴木善幸に。

著者紹介

さいとう たかを (サイトウ タカオ)  
劇画家。1936年、和歌山県生まれ、大阪府育ち。17歳で描いた『空気男爵』でデビュー。上京し、「さいとう・プロダクション」設立。1968年『ゴルゴ13』連載開始。2003年に紫綬褒章、2010年に旭日小綬章受章。2019年東京都名誉都民に選出
戸川 猪佐武 (トガワ イサム)  
1923年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。『小説吉田学校』は戦後政治を生々しく活写し、ベストセラーとなった。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)