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日本料理文化史 懐石を中心に

講談社学術文庫 2618

出版社名 講談社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-06-520158-9
4-06-520158-6
税込価格 1,298円
頁数・縦 305P 15cm

商品内容

要旨

「懐石」と「会席」は何が違うのか。千利休の「一汁二菜」「一汁三菜」はなぜ正統となったのか。「乾杯」の日本的起源とは―茶道から生まれた様式がいかにして日本料理の伝統を形づくったのかを、史料から丹念に考察する。和の食、その精髄たる懐石の誕生から完成、そして後世への継承という歴史の中に、日本文化のエッセンスを見出す類稀なる論考。

目次

第1部 懐石誕生(懐石の誕生
近世公家の懐石
千家茶会記にみる懐石
茶書にみる懐石の心得)
第2部 懐石以前(大饗料理
本膳料理
精進料理
食の作法)
第3部 料理文化の背景(中世の食文化点描―大工・荘園・都市
日本の食事文化における外来の食)

おすすめコメント

和の食、その精髄たる懐石料理。その誕生から完成、そして後世への継承の歴史に、日本文化のエッセンスを見いだす、類稀なる論考!

著者紹介

熊倉 功夫 (クマクラ イサオ)  
1943年東京生まれ。東京教育大学文学部史学科卒業。日本文化史専攻。文学博士。国立民族学博物館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)