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連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

ブルーバックス B−2150

出版社名 講談社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-06-521354-4
4-06-521354-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

私たちの太陽が1つしかないのは、少しつまらない。1つに見える夜空の星の多くは、じつは連星だからだ。連星は見た目や動きが変化に富んで面白いだけでなく、私たちが宇宙を知るためにも、なくてはならない。超新星、ブラックホール、重力波、ダークエネルギー…宇宙の謎は、連星がなければ解けないのだ。さあ、連星研究の第一人者と、夜空を見上げよう。

目次

あれも連星、これも連星
連星はどのようにしてできたのか
なぜ連星だとわかるのか
連星が教える「星のプロフィール」
「新しい星」は連星が生む幻か
ブラックホールは連星が「発見」した
連星が暗示する「謎のエネルギー」
連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
連星のユニークな素顔
連星も惑星を持つのか
連星は元素の合成向上だった
もしも連星がなかったら

出版社・メーカーコメント

星が1個の点だと思ってるのは「宇宙人」として恥ずかしい! 夜空の星の半分を占める連星が教えてくれる宇宙のしくみと面白さ!

著者紹介

鳴沢 真也 (ナルサワ シンヤ)  
兵庫県立大学西はりま天文台天文科学専門員。博士(理学)。1965年長野県生まれ。福島大学卒業後、同大学院修了。宮城県立高校の理科教諭を経て現在の職場に勤務。近接連星系を構成する脈動変光星の化学組成の研究により広島大学大学院理学研究科から博士号を取得(論文博士)。専門は天体物理学とSETI(地球外知的生命探査)。2001年度版より『理科年表』の「明るい食連星の推算極小」のページを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)