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〈名奉行〉の力量 江戸世相史話

講談社学術文庫 2643

出版社名 講談社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-06-522236-2
4-06-522236-2
税込価格 1,056円
頁数・縦 234P 15cm

商品内容

要旨

与力が語った意外な「名奉行」の力量とは何か。悪代官どころか、領民から慕われる名代官が続出した時代を生んだ有名な改革とは?家臣に気さくに詫びる将軍吉宗の肉声から年利一二〇〇パーセントの超高金利金融の実態まで、長年研究を重ねてきた第一人者が知られざる江戸社会のリアルを描く。読めばもっと江戸が好きになる、珠玉の掌編の数々!

目次

遠山金四郎の入墨(遠山金四郎の入墨
遠山金四郎父子 ほか)
お代官様―悪の代名詞(将軍吉宗の肉声
遊芸を許す田沼意次 ほか)
大御所の犯罪(大御所の犯罪
無尽 ほか)
女髪結い繁盛記(便利すぎて困る
女髪結い繁盛記 ほか)
放蕩息子の矯正(読み書き算盤
放蕩息子の矯正 ほか)

出版社・メーカーコメント

与力が語る名奉行の真の力量とは? 将軍吉宗の肉声から超高利貸しの実態まで、第一人者が贈る、もっと江戸が好きになる名短編集!

著者紹介

藤田 覚 (フジタ サトル)  
1946年、長野県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授、文学博士。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)