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戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六

講談社文庫 さ120−2

出版社名 講談社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-06-522447-2
4-06-522447-0
税込価格 1,012円
頁数・縦 508P 15cm

商品内容

要旨

真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、北米大陸、欧州を視察してベルリンへ。諜報活動の実態は?ソ連のドイツ侵攻時に在ベルリン大使から下された決死の司令とは?ナチス・ドイツの崩壊に立ち会いソ連占領下から脱出、シベリア鉄道で祖国へ―ファシズムの欧州を目撃した青年外交官のオーラル・ヒストリー。

目次

第1章 教養主義
第2章 若き外交官のアメリカ
第3章 動乱の欧州へ
第4章 学究の日々と日米開戦
第5章 在独日本大使館・一九四四
第6章 ベルリン籠城
第7章 ソ連占領下からの脱出
第8章 帰朝
吉野文六ドイツ語日記

出版社・メーカーコメント

「ヒトラーの最期」をベルリンで体験した若き外交官が、沖縄返還の密約を認めた吉野文六氏。戦時の日本外交を佐藤優が聞き尽くす。

著者紹介

佐藤 優 (サトウ マサル)  
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で作家デビューし、’06年の『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)