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経営・商学のための統計学入門 直感的な例題で学ぶ

出版社名 講談社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-06-525161-4
4-06-525161-3
税込価格 2,750円
頁数・縦 247P 21cm

商品内容

要旨

初学者さんいらっしゃい!豊富な例題で手を動かして学べる。練習問題には詳細な解説つき。

目次

はじめに―統計学の役割と本書の構成を知ろう
1 データの全体像をつかむ(データの可視化―数字の羅列をグラフにしよう
度数分布表・ヒストグラム―データの分布を可視化しよう ほか)
2 観測されたデータの起こりやすさを測る(確率の定義と場合の数―確率的な現象を3種類の場合の数で表そう
事象の関係と確率の計算―計算を楽ちんにする事象のとらえ方を知ろう ほか)
3 観測されたデータの背景を知る(確率変数、確率分布、期待値
代表的な離散分布:二項分布 ほか)
4 データの背後にある確率分布を推測する(標本調査と標本からの推定
区間推定 ほか)

出版社・メーカーコメント

【統計学はこんな場面で役に立つ】経営戦略、顧客分析、マーケティングといったビジネス上の課題においては、たくさんの数値(データ)を扱う場面が必ず現れます。そんなときに必要となるのが「統計学」の知識です。たとえば、過去のデータを根拠にして以下の問いに答えるには、どのような分析が有効でしょうか?●広告費を増やすと、売上はどれだけ増えると期待できるか? 広告費を増やすのと営業部員を増やすのでは、どちらが効果的か?●SNSによる情報発信の前後で売り上げは変化したか?●工場の機械が不調をきたしているか?(製品のばらつきの範囲は誤差の範囲と言えるだろうか?)本書では、こうしたトピックを例題として扱いながら、統計学の知識・手法を解説していきます。じつはむずかしい数式を覚えたりする必要はありません! 感覚的な理解を目指しながら、ていねいに説明しました。「数学は苦手で……」「自分、文系ですから」と、統計を避けがちな方にこそ読んでいただきたいです。【学生にも社会人にも】経営学や商学を専攻する大学生が「統計学」に入門するためテキストとして、また、社会人の独習書としてオススメです!【本書の特徴】数学的に厳密な理解を深めることよりも、手を動かすことを主眼においた内容です。まず簡単な例題を示し、その解説を掘り下げていくことで、確率・統計の知識や考え方を身につけられる構成となっています。理解の定着を図るため、例題を発展させた練習問題を多数用意し、解説・解答も掲載しました。また、手計算が難しい例題・練習問題については、表計算ソフト(エクセル)による解法を解説し、便利な関数を紹介しています。

著者紹介

竹内 広宜 (タケウチ ヒロノリ)  
博士(工学)。武蔵大学経済学部経営学科教授。1998年、東京大学工学部計数工学科卒業。2000年、東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。2000年より日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所に勤務。2012年、慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻博士課程修了。2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)