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脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線

出版社名 講談社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-06-526515-4
4-06-526515-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 285P 19cm

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要旨

近年その進歩が著しい脳科学と人工知能(AI)研究。両者の融合、すなわち脳とAIをつなぐ研究が進められていることをご存じだろうか。かのイーロン・マスク氏が設立したNeuralinkによる、脳とAIを接続する挑戦に注目する人も少なくないだろう。実際、この分野の研究はどこまで進んでいるのだろうか。本書では、脳とAIを接続・融合させる分野におけるこれまでの研究成果と最先端の挑戦、そして将来の可能性を具体的に紹介。実現した先にどんな未来が待っているかを考察している。この分野は、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)、あるいはBCI(ブレイン・コンピューター・インターフェース)と呼ばれるテクノロジーを進歩させるものであり、著者らも、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主宰するERATOというプログラムの1テーマ、「池谷脳AI融合プロジェクト」にて先端的研究に取り組んでいる。著者の紺野大地氏は、東京大学医学部附属病院老年病科医師。脳・老化・人工知能の研究を通じて「脳の限界はどこにあるのか」を探究している。池谷裕二氏は、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求を続ける。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年1月21日]

商品内容

要旨

頭に思い浮かべたことを、AIがあっという間に文章にしてくれる。睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる。食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる。脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる。集中力が途切れたら、AIがすかさず察知して脳の“やる気スイッチ”を刺激してくれる。アインシュタインなど過去の偉人の“脳”を借りられる。コンピュータ上に自分の脳を再現できる…SFではありません。これは、科学者たちが真剣に見据える近未来なのです。

目次

イントロダクション―2×××年の未来予測
第1章 脳とAI融合の「過去」(離れた大陸間で、ネズミが意思疎通をする?
地磁気を「感じて」迷路を解くネズミ
「念じる」だけでロボットをあやつる ほか)
第2章 脳とAI融合の「現在」(脳と人工知能の研究が融合した最新成果
脳とAI融合の現在から「未来」へ)
第3章 脳とAI融合の「未来」(池谷脳AI融合プロジェクト
脳研究における次世代の「三つの目標」
人工知能は人間を超えるのか ほか)

著者紹介

紺野 大地 (コンノ ダイチ)  
1991年、山形県川西町生まれ。2015年、東京大学医学部卒業。2018年、東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。東京大学医学部附属病院老年病科医師。現在、「ERATO池谷脳AIプロジェクト」のメンバーとして研究に携わっている。脳・老化・人工知能の研究を通じて、「脳の限界はどこにあるのか」、「新たなテクノロジーによりその限界をどこまで拡張できるのか」を探究している。Twitterやメールマガジン「BrainTech Review」で脳についての最新研究を分かりやすく紹介し、神経科学のファンを増やすことがライフワークの1つ
池谷 裕二 (イケガヤ ユウジ)  
1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求をつづける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞。現在、「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)