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時間の分子生物学 時計と睡眠の遺伝子

講談社学術文庫 2707

出版社名 講談社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-06-527245-9
4-06-527245-9
税込価格 924円
頁数・縦 188P 15cm

商品内容

要旨

動物、植物、昆虫、細菌…地球上の生物はほぼすべて、24時間の生物時計をもっている。なぜ午前中は速く過ぎるのか?不眠症は人間だけではない?分子生物学が解き明かした生物時計(サーカディアン・リズム)の驚異のメカニズムから、時計とうまく付きあう方法まで、第一線の研究者が平易に解説。「生物はなぜ眠るのか」という最大の謎に挑む!

目次

1章 なぜ生物時計があるのか
2章 脳の中の振り子
3章 生物時計の部品の発見
4章 分子生物学が明かした驚異のしくみ
5章 不眠症のハエから睡眠遺伝子を探る
6章 睡眠の謎
7章 生物時計は睡眠をどう制御しているか
8章 睡眠研究の突破口―ナルコレプシー

出版社・メーカーコメント

人間、草木、細菌にまで共通する24時間のリズム=生物時計。その驚異の全貌を明かし、「生物はなぜ眠るのか」という睡眠の謎に挑む

著者紹介

粂 和彦 (クメ カズヒコ)  
1962年、愛知県生まれ。名古屋市立大学教授。分子生物学者・医師(睡眠学会睡眠医療専門医)。生物時計と睡眠のメカニズムを研究。内科医として睡眠障害の診療も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)