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故郷へ、友へ、恩師へ、風の便り 山田風太郎書簡集

出版社名 講談社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-06-528999-0
4-06-528999-8
税込価格 2,310円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

目次

1 学友、恩師(吉田靖彦宛
小西哲夫宛
後藤三生宛 ほか)
2 親戚、編集者(山田太郎より山田禎蔵宛
山田ふじゑ宛
小畑節夫、小畑英夫宛 ほか)
3 文学者、芸能関係者(高木彬光往復
横溝正史より
西義之往復 ほか)

出版社・メーカーコメント

「サッパリ、書けん。」悪友親友への便りに垣間見せる素顔の風太郎。早くに両親を亡くして世話になった親戚への消息、恩師との交流。最も気が合った高木彬光氏との合作の相談、横溝正史氏ともども家族ぐるみの付き合い。江戸川乱歩をはじめ、角田喜久雄、鮎川哲也、中井英夫、色川武大、筒井康隆、高峰秀子、安野光雅、横尾忠則、中島河太郎の各氏から届いた書簡、ドイツ文学者西義之氏との往復書簡もあわせて収録。「医者より小説の方が小生の本性には合致している」戦時中に単身上京して、軍需工場に勤めながら受験勉強を続けて医学専門学校に合格。1947年に「宝石」の短編懸賞に応募した「達磨峠の事件」が入選。50年に新制医科大学を卒業するも作家の道を選択し、忍法帖シリーズで大人気作家に。世相に対する鋭い批評から、気のおけない仲間に漏らす本音まで飾らない魅力が満載。山田風太郎生誕一〇〇年記念

著者紹介

有本 倶子 (アリモト トモコ)  
1944年、兵庫県養父郡関宮町(現・養父市)生まれ。同志社大学文学部卒。ケースワーカー、教師として勤めたのち、著作活動に入る。歌集、評伝、エッセイなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)