江戸の岡場所 非合法〈隠売女〉の世界
星海社新書 255
出版社名 | 星海社 |
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出版年月 | 2023年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-531281-0
(4-06-531281-7) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 302P 18cm |
商品内容
要旨 |
湯女、茶屋女、飯盛女、夜鷹…知られざる“隠売女”の世界。幕府に公認された吉原とは違って、江戸市中に六十ヶ所以上(諸説あり)を数えた“岡場所”は、その始まりから終焉まで非公認の買売春地域であり続けた。にもかかわらず、盛り場、寺社の門前、宿場の至るところに根を張り、その風俗や流行は江戸市民に吉原以上の深大な影響を与えた。とくに幕末、吉原の二倍の売上金を計上したという岡場所の雄・深川には、吉原と異なった「粋と婀娜」な遊びの文化が息づいていた。本書は江戸遊女史研究の第一人者が洒落本や絵画などの史料を基に、知られざる“隠売女”の世界を明らかにする遊里裏面史である。 |
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目次 |
第1章 岡場所とは |
出版社・メーカーコメント
江戸市中に数十箇所を数えた非合法私娼街「岡場所」に蠢く下級遊女たちの実像とは? 江戸遊女研究の第一人者が詳述する江戸裏面史。