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石の聲 完全版

講談社文芸文庫 いI3

出版社名 講談社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-06-531743-3
4-06-531743-6
税込価格 2,310円
頁数・縦 348P 16cm

商品内容

要旨

芥川賞受賞後、全十章で構想した大長編『石の聲』は、三十七歳での急逝により中絶した。しかしスケールの大きさ、文学的成熟は遺された原稿(一〜三章)からうかがい知れる。在日朝鮮人として生きる決意をする二十歳の手記、作家としての葛藤が滲む編集者への手紙、実妹による回想記、作家の追悼文を併録。没後三十余年を経てさらに輝く稀有な文学を、新世代へ贈る。

目次

石の聲
わたしは朝鮮人
編集者への手紙
追悼 李良枝(弔辞(金石範)
李良枝の思ひ出(高井有一)
激しく美しく―追悼・李良枝(岩橋邦枝)
李良枝さんの最期(小山鉄郎))
著者に代わって読者へ(李栄)

出版社・メーカーコメント

37歳で夭逝した李良枝の遺作。全10章構想のうち、完全形の第一章、断章となる第二、三章に書簡とエッセイ、追悼文を加えた決定版

著者紹介

李 良枝 (イ ヤンジ)  
1955・3・15〜1992・5・22。作家。山梨県生まれ。1964年、両親の日本帰化により日本国籍を持つことになる。早稲田大学中退、韓国・ソウル大学国語国文学科卒業、韓国・梨花女子大学舞踊学科大学院修士課程修了。82年「ナビ・タリョン」(嘆きの蝶)を「群像」11月号に発表し、作家デビュー、同作で芥川賞候補となる。88年発表の「由熙」で第百回芥川賞を受賞。92年5月22日、急性心筋炎のため逝去。享年37(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)