アンリアル
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-531809-6
(4-06-531809-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 397P 19cm |
商品内容
要旨 |
両親の死の真相を探るため、警察官となった19歳の沖野修也。警察学校在校中、二件の未解決事件を解決に導いたが、推理遊び扱いされ組織からは嫌悪の目を向けられていた。その目は、暗がりの中で身構える猫のように赤く光って見える―。それが、沖野の持つ「特質」だった。ある日、「内閣府国際平和協力本部事務局分室 国際交流課二係」という聞きなれない部署への出向を命じられた。そこは人知れず、諜報、防諜を行う、スパイ組織であった―。最注目作家がおくるスパイ小説の技術的特異点。 |
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出版社・メーカーコメント
両親の死の真相を探るため、引きこもり生活を脱し警察官を志した19歳の沖野修也。警察学校在学中、ある能力を使って二件の未解決事件を解決に導いたが、推理遊び扱いされ組織からは嫌悪の目を向けられることになってしまう。そうした人々の目は皆、暗がりの中で身構える猫のように赤く光って見える。それこそが、沖野の持つ「特質」だった。ある日、単独行動の挙句、公安の捜査を邪魔したことで、沖野は副所長室に呼び出され聞きなれない部署への異動を命じられる。「内閣府国際平和協力本部事務局分室 国際交流課二係」。そこは人知れず、諜報、防諜を行う、スパイ組織だった−−。日本を守る暗闘に巻き込まれた沖野は、闇に光る赤い目の数々と対峙していくことになるのだが……。スパイ小説のシンギュラリティとなる記念碑的作品、ついに刊行。