国歌を作った男
| 出版社名 | 講談社 |
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| 出版年月 | 2024年2月 |
| ISBNコード |
978-4-06-533140-8
(4-06-533140-4) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 268P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
お昼どきに家に侵入(!?)して、その家の冷蔵庫の食材で美味しい料理を作る(!?)犯人を追うコミカルミステリー短編。(「料理魔事件」)「ピーガー」というSNSが存在した、一九六五年の日本。開高健を待ち受けていた、世界初の炎上事件の謎を紐解いた先に待っていた真実に迫るSF短編。(「パニック―一九六五年のSNS」)植物状態となった囲碁の名人と祖父と、最新テクノロジーで碁の対局をする少女。いつか再び目を覚ましてくれると信じて。(「十九路の地図」)など、色とりどりの読後感を持つ13篇を収録! |
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出版社・メーカーコメント
21世紀前夜にアメリカで大ヒットしたゲーム「ヴィハーラ」。新作が出るたびに人々を熱狂させ、夢中にさせた国民的ゲームの裏側にいたのは、一人の孤独な男、ジョン・アイヴァネンコ。友人は少なく、幼い頃からプログラミングと音楽に親しみ、たった五年生のときに「ヴィハーラ1」をつくりあげた。その彼がアメリカンドリームを掴むまでに一体何があったのか、そしてそれでも拭い去れなかった孤独の影にあったものとは。やがて「国歌」とまで謳われるほど膨れ上がった「ヴィハーラ」音楽の作曲者。その生涯を描いた一遍をはじめ、13篇を収録。宮内悠介のつくりあげる世界は、美しいだけでなく温かい。笑いと涙、驚きに満ちた短編集。