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ガラスの城

新装版

講談社文庫 ま1−56

出版社名 講談社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-06-533755-4
4-06-533755-0
税込価格 913円
頁数・縦 416P 15cm
シリーズ名 ガラスの城

商品内容

要旨

エリートコースの販売課長が社員旅行の晩に行方不明となり、惨殺死体で発見された。動揺を隠せない社内の空気の中で、死の謎を追跡する女性社員の手記。意外な貌を見せる社員たちが疑惑の線上に次々と浮かぶ。欲望と犯罪の構図はガラスの城のような組織で醸成されたのか。清張ミステリーの傑作を新装版に。

出版社・メーカーコメント

エリートコースの販売課長が社員旅行の晩に行方不明となり、惨殺死体で発見された。課長殺害で動揺を隠せない社内の空気の中で、執拗に死の謎を追う女性社員。ガラスの城のような、都心の高層ビルに勤めるサラリーマン社会に渦巻く、さまざまな欲望と犯罪の構図を戦列に描き出した松本清張の傑作ミステリー!

著者紹介

松本 清張 (マツモト セイチョウ)  
1909年福岡県に生まれる。朝日新聞西部本社広告部をへて1952年に発表した『或る「小倉日記」伝』で第28回芥川賞を受賞。1956年頃から推理小説を書き始める。1967年、『昭和史発掘』など幅広い活動により第1回吉川英治文学賞を受賞。1970年に第18回菊池寛賞を受賞。現代社会をえぐる鋭い視点と古代史に始まる深い歴史的洞察で幅広い読者を得、日本を代表する作家であった。1992年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)