揺籠のアディポクル
講談社文庫 い159−1
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-534342-5
(4-06-534342-9) |
税込価格 | 913円 |
頁数・縦 | 403P 15cm |
商品内容
要旨 |
無菌病棟、通称“クレイドル”。タケルと、コノハ、二人だけが入院する施設が、大嵐で貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。不安と焦燥を抱え、日付を越えた深夜―。コノハは胸をメスで刺され、死んでいた。二人きりのはずの無菌病棟で、外気にすら触れられない彼女を誰が殺したのか?震える結末! |
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出版社・メーカーコメント
孤立した無菌病棟に、少年と少女。翌朝、一人だけになった。ウイルスすら出入り不能の密室でーー彼女を誰が殺した?☆☆☆『ジェリーフィッシュは凍らない』の著者による甘く切ない青春の痛みをまとった本格ミステリ☆☆☆半人形−−それがコノハの最初の印象だ。隻腕義手の痩せた少女が、タケルのただひとりの同居人だった。医師の柳や看護師の若林とともに、病原体に弱い二人を守るはずだった無菌病棟、通称《クレイドル》。しかし、ある大嵐の日、《クレイドル》は貯水槽に通路を寸断され、外界から隔絶される。不安と焦燥を胸に、二人は眠りに就き、−−そして翌日、コノハはメスを胸に突き立てられ、死んでいた。外気にすら触れられない彼女を、誰が殺した?