異形のヒグマ OSO18を創り出したもの
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-06-538524-1
(4-06-538524-5) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 253P 20cm |
商品内容
要旨 |
山の神を「怪物」に変貌させたのは大自然か、それとも人間か?道東を恐怖と混乱に陥れた「牛を襲うヒグマ」の正体とは?2年にわたりOSO18の生態を調査・伝説のハンターたちとともにOSO18を追い続けた攻防ドキュメント!追うハンター、痕跡を消すヒグマ、そして被害に怯える酪農家の焦燥…。駆除か共生かで揺れる人間社会の軋みを背景に、牛を襲うという想定外の行為を繰り返した異形のヒグマはなぜ生まれたのかを解き明かし、これから人間は変貌し続ける大自然とどう向き合えばいいのかを問う。 |
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目次 |
たった一枚の写真 |
出版社・メーカーコメント
道東を恐怖と混乱に陥れた「牛を襲うヒグマ」の正体とは? ハンターの焦燥、酪農家の不安、OSO18をめぐる攻防ドキュメント!山の神を「怪物」に変貌させたのは大自然か、それとも人間か?体長4メートル、66頭の乳牛を捕食したヒグマOSO18は23年夏に野垂れ死んだ姿で発見された。著者二人は2年にわたりOSO18の生態を調査、伝説のハンターたちとともにOSO18を追い続けた。追うハンター、痕跡を消すヒグマ、そして被害におびえる酪農家の焦燥をつづり、ヒグマとの駆除か共生かで揺れる人間社会と、牛を襲うという想定外の行為を繰り返した異形のヒグマがなぜ生まれたのか、これから人間は変貌し続ける大自然とどう向き合えばいいのかを問う一冊!!(目次)序 章 たった一枚の写真第一章 正体不明の怪物第二章 端緒第三章 託された男たち第四章 宿命第五章 縄張り第六章 出現第七章 消失第八章 禁猟区第九章 突然の死第一〇章 消えた亡骸第一一章 怪物の実像第一二章 名前を持たなかったヒグマ終 章 人間たち