• 本

太平洋戦争と銀行 なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか

講談社現代新書 2796

出版社名 講談社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-06-541706-5
4-06-541706-6
税込価格 1,155円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

戦争のからくりがお金から見えてくる!国破れてバランスシートあり…銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記。植民地経営から戦費調達、敗戦後の「清算」まで。驚きのエピソード満載!満洲を、台湾を、朝鮮を、樺太を、本土をバンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!知られざる「戦争の舞台裏」を明かす。

目次

序章 風雲高まる
第一章 戦時の外地銀行―昭和一九年まで
第二章 本土決戦と金融機関―昭和二〇年七月まで
第三章 長い夏が始まる―昭和二〇年八月
第四章 日本の一番長い日―昭和二〇年八月一五日
第五章 戦争の後始末
終章 諸行無常と万古不易

出版社・メーカーコメント

【読み始めたら止まらない、驚きの戦争経済史!】植民地経営から軍事費調達、敗戦後の「清算」まで−−満州、台湾、朝鮮、樺太、本土を、バンカーたちは決死の覚悟で駆けめぐっていた!驚きのエピソード満載お金から「戦争のからくり」「戦争の舞台裏」を解き明かす。国破れてバランスシートあり……銀行員たちの血と汗と涙の奮闘記!「本書では戦時銀行体制の中でも少し視点を変えて、「舞台裏」に焦点を当てる。この「舞台裏」は多岐にわたる。地理的な場合もあれば、制度的、さらには業務的な周辺部分もある。具体的には植民地や占領地での銀行業、硬貨の造幣や紙幣の印刷、また現金の確保や輸送、銀行店舗の閉鎖・避難などだ。道草として、戦後の占領軍経費負担にも目を向けてみたい。銀行員たちは勝利を信じて軍を支え、敵に追われながら軍の金庫番も務め上げた。そして終戦を迎えると、戦争で途方もなく膨らんだ有形・無形の負債の清算を余儀なくされる。彼らは敗北が明らかになっても、「信用維持」という銀行業に携わる者としての矜持を手放さなかった。さすがのアインチヒも、そこまでは思いもよらなかったであろう。あちらこちらに散在する断片的な物語を繋ぎ合わせると、戦時に「国力の水増し」を担った銀行体制の新しい輪郭が浮かび上がる。この姿を辿りながら八〇年前の戦争、そして戦後を振り返ってみることにする」−−「まえがき−−国力水増しの舞台裏」より【目次】序章 風雲高まる第一章 戦時の外地銀行−−昭和一九年まで第二章 本土決戦と金融機関−−昭和二〇年七月まで第三章 長い夏が始まる−−昭和二〇年八月第四章 日本の一番長い日−−昭和二〇年八月一五日第五章 戦争の後始末終章 諸行無常と万古不易

著者紹介

小野 圭司 (オノ ケイシ)  
防衛省防衛研究所主任研究官。1963年兵庫県生まれ。1988年京都大学経済学部卒業後、住友銀行を経て、1997年に防衛庁防衛研究所に入所。社会・経済研究室長などを経て2024年より現職。この間、青山学院大学大学院修士課程、ロンドン大学大学院(SOAS)修士課程修了。専門は戦争・軍事の経済学、戦争経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)