
このジャンルの予約商品
| 「わたし」が死ぬということの哲学 【ちくまプリマー新書】 兼本浩祐 | 2026年4月9日 発売予定 |
|---|---|
| コメと日本人 【ちくま文庫】 稲垣栄洋 | 2026年4月11日 発売予定 |
| シュラクサイの誘惑 【ちくま学芸文庫】 マーク・リラ 佐藤貴史 高田宏史 中金聡 | 2026年4月11日 発売予定 |
| 武器と農具の江戸時代 【ちくま学芸文庫】 武井弘一 | 2026年4月11日 発売予定 |
| 諸星大二郎自選短篇集 幻 【ちくま文庫】 諸星大二郎 | 2026年4月11日 発売予定 |
| 言語起源論の系譜 【ちくま学芸文庫】 互盛央 | 2026年4月11日 発売予定 |
| 舵をとり 風上に向く者 【ちくま文庫】 矢作俊彦 | 2026年4月11日 発売予定 |
| 中国の神話・伝説 【ちくま学芸文庫】 伊藤清司 | 2026年4月11日 発売予定 |
| アガンベンの思想圏 【筑摩選書】 岡田温司 | 2026年4月17日 発売予定 |
| なぜ人は挨拶するのか 【ちくまプリマー新書】 鳥越覚生 | 2026年4月9日 発売予定 |

出版社・メーカーコメント
一九九五年二月、蔵王山麓で小説家の〈僕〉と暮らす早紀のもとにビヨルグ・アブラハムセンの夫、ヘルゲ・アブラハムセンから手紙が届く。それは草木染めの布を素材に衣服や小物、額絵やタペストリーなどを作る早紀が魅せられたビヨルグの作品の実物を見たいとビヨルグ宛に問い合わせた手紙への返信だった。そこには早紀の手紙は開封しておらず、ビヨルグがすでに亡くなったこと、ビヨルグの仕事についての問いに答える用意があることが記されていた。鬱の症状に苦しんでいた〈僕〉は、自らもまたビヨルグの作品によって喜びの感情を抱いていた。そして、むしろ自分こそノルウェーに行きたいと思うようになり、早紀に渡航を提案する。一九九五年春から翌年にかけ春夏秋冬の四回、〈僕〉はノルウェーへの旅を繰り返すことになる(早紀は秋の旅を除く三回)。〈僕〉と早紀はこの旅でビヨルグの作品を実際に目にし、ビヨルグと関わった人々や偶然出会った住民、現地の風土や文化や歴史に触れる。やがて、人間がものを創りながら日々暮らすなかで抱く感情の奥深いところまで、穏やかにだが確かに思いを馳せるようになっていくのだった。