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冒険の森へ 傑作小説大全 15

波浪の咆哮

出版社名 集英社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-08-157045-4
4-08-157045-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 605P 20cm
シリーズ名 冒険の森へ

商品内容

要旨

見えるもの。水とはるかな水平線。だが水には、さまざまな貌がある。どこまでも、水。その向うには、その底には、何が待つか?集英社創業90周年記念企画。

出版社・メーカーコメント

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第15巻は「冒険物語」の原点ともいえる「海」を舞台とした傑作小説を、SFから恐竜ものまでバラエティ豊かな全14編収録! ●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏 [編集室から] 海の巻である。そもそも「冒険」物語は大航海時代のイギリスに始まった。「冒険」イコール「大海」だった時代があったのである。鎖国と呼ばれた時代があったせいか、日本にはこの種の小説の伝統がない。なければ詭弁を弄しても作ってしまおう。編集委員諸氏もそう言っておられる。海が舞台の椎名SF長編と景山恐竜長編を核にすえた。やはり、「冒険」に「海」がないと、画龍に点睛を欠くのである。[収録作] 【長編】 椎名誠「水域」 景山民夫「遠い海から来たCOO(クー)」 【短編】 小川未明「赤いろうそくと人魚」 蘭郁次郎「地図にない島」 笹沢左保「赦免花は散った」 北杜夫「遙かな国 遠い国」 田中光二「二人だけの珊瑚礁」 中島らも「セルフィネの血」 熊谷達也「潜りさま」 【掌編】 川端康成「竜宮の乙姫」 夏目漱石「第七夜」 三島由紀夫「伝説」 生島治郎「暗い海暗い声」 原田宗典「岬にいた少女」