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後宮の烏

集英社オレンジ文庫 し1−10

出版社名 集英社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-08-680188-1
4-08-680188-4
税込価格 660円
頁数・縦 318P 15cm
シリーズ名 後宮の烏

商品内容

要旨

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという―。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。

おすすめコメント

後宮の奥深くに、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。 その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、うら若い少女だったと言う者もいた。 彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、頼めばなんでも引き受けてくれるという――。   ある夜、時の皇帝・高峻が、烏妃のもとに訪れる。 拾った翡翠の耳飾りに女の幽霊が取り憑いており、その正体を知りたいと言うのだが……。   少年時代、生母を皇太后に殺され、廃太子となって辛酸を舐めた皇帝、高峻。 神に選ばれし者と言われ、皇帝をして「誰も烏妃には命令できない」と言わしめる存在として生きる寿雪。 二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……!   大ヒット『下鴨アンティーク』の著者がおくる、圧倒的中華幻想譚、開幕!

出版社・メーカーコメント

後宮の奥深く、夜伽をしない「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。不思議な術を使うという烏妃のもとを、皇帝・高峻が訪れる。翡翠の耳飾りに取り憑いた女の幽霊の正体を知りたいというが……。

著者紹介

白川 紺子 (シラカワ コウコ)  
三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)