ゆきうさぎのお品書き 〔10〕
あらたな季節の店開き
集英社オレンジ文庫 こ2−12
出版社名 | 集英社 |
---|---|
出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-680324-3
(4-08-680324-0) |
税込価格 | 682円 |
頁数・縦 | 296P 15cm |
シリーズ名 | ゆきうさぎのお品書き |
商品内容
要旨 |
3月30日、碧の「ゆきうさぎ」アルバイト最終日。開店の暖簾をかかげると、看板娘の“卒業”を知った常連客たちが次々とやって来た。その中にはあの人の姿も!?―3年後の3月。碧と大樹は一緒につくったお弁当を手にお花見に出かける。咲き誇る桜の下で、大樹は碧に大事な言葉を告げて…。小料理屋が舞台のハートウォーミングストーリー、大団円の最終巻! |
---|
出版社・メーカーコメント
3月30日、碧はついにその日を迎えた。「ゆきうさぎ」で働く最後の日、万感の思いをこめて仕事にとりかかる。看板娘の“卒業”を知った常連客がぞくそくと暖簾をくぐるなか、都築の姿もそこにあり……。碧はお世話になった多くのひとたちに感謝しながら、4年間のアルバイト生活に終止符を打った。碧が卒業したあとの「ゆきうさぎ」スタッフたちは――蓮の勤める洋菓子店で心乱される人物に遭遇した菜穂、夢にむかって進む星花と自分を比べて焦りを感じる慎二、別居中だった夫から思いがけない提案をされた百合、妻とともに大樹の家を出ようとした矢先にある話が舞い込んだ零一、そして、休みの日に浩介から食事に誘われ存分に語らう大樹――皆それぞれの人生を歩みはじめる。そして3年後。碧と大樹は満開の桜の下で、お花見弁当をひろげていた。おいしそうにお弁当を頬張る碧に、大樹は大事な言葉を告げるのだった……。小料理屋が舞台のハートウォーミングストーリー、大団円の第10巻!