商品内容
要旨 |
皇統の奪還をもくろむ嵩那の叔母・入道の女宮の策略で、伊子と嵩那の関係が父顕充の知るところになった。伊子の懸念はそれだけではなく…。時は師走。大晦日から正月にかけて目白押しの儀式に伊子たちが忙殺されるなか、女宮が参内するという。警戒する伊子の目の前で、若き帝の皇統の不当を糾弾する声が家臣から上がり、くすぶっていた先帝への不満が爆発した―。 |
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要旨 |
皇統の奪還をもくろむ嵩那の叔母・入道の女宮の策略で、伊子と嵩那の関係が父顕充の知るところになった。伊子の懸念はそれだけではなく…。時は師走。大晦日から正月にかけて目白押しの儀式に伊子たちが忙殺されるなか、女宮が参内するという。警戒する伊子の目の前で、若き帝の皇統の不当を糾弾する声が家臣から上がり、くすぶっていた先帝への不満が爆発した―。 |
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4-08-680349-6
平安あや解き草紙 〔5〕
小田菜摘/著
集英社
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BK
出版社・メーカーコメント
いつの時代も、仕事も恋も悩ましい。 宮廷で働く女性の活躍を描いた平安お仕事絵巻、重大局面へ! 皇統の奪還をもくろむ嵩那の叔母・入道の女宮の策略で、伊子と嵩那の関係が父・顕充の知るところとなった。 顕充は十六歳年上の伊子を一途に想う帝と話すという。 だが伊子の懸念はそれだけはなく……。 時は師走。 大晦日から正月にかけて目白押しの儀式に誰もが忙殺されるなか、女宮が参内してくる。 どんなたくらみを秘めているのか警戒する伊子だったが、儀式の最中、帝の目の前で皇統の不当を糾弾する声が家臣から突然上がり、くすぶっていた先帝への不満が爆発した――。 【目次】 第一話 易きに流される相手と、侮られてはならぬ 第二話 人としての芯さえあれば 第三話 姥桜とて、そう容易く枯れはせぬ