最後の王妃
集英社オレンジ文庫 し7−19
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2024年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-680562-9
(4-08-680562-6) |
税込価格 | 715円 |
頁数・縦 | 275P 15cm |
商品内容
要旨 |
貴族令嬢ルクレツィアは定められた結婚のため、幼少から厳しい王妃教育を受けてきた。だが夫シメオンは彼女を無視し、寵愛する下働きの娘を側室に迎える。やがて側室が懐妊し、王妃になるためだけに生きてきたルクレツィアは王宮での居場所も、生きる意味をも失ってしまうが、隣国の侵攻を受け王国は敢えなく陥落し…。デビュー作にして名作、待望の復刊新装版! |
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出版社・メーカーコメント
名門貴族の令嬢ルクレツィアは皇太子との定められた結婚のため、幼少から徹底した王妃教育を受けてきた。しかし夫シメオンは平凡な容姿の彼女に指一本触れず、国王に即位すると自身が寵愛する下働きの娘マリーを側室に迎える。やがてマリーが懐妊すると、ただ王妃になり世継ぎを産むためだけに生きてきたルクレツィアは王宮での居場所も、生きる意味をも失ってしまう。そんななか、突如として隣国の侵攻を受けた王国は敢えなく陥落。シメオンは愛するマリーと息子を道連れに自害した。ひとり残されたルクレツィアは、国母たる王妃として最後の責務を果たそうとするのだが……。デビュー作にしてコバルト文庫の名作、待望の復刊新装版!