ロシア女たちの反体制運動
集英社新書 1259
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2025年4月 |
ISBNコード |
978-4-08-721359-1
(4-08-721359-5) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 251P 18cm |
商品内容
要旨 |
ウクライナへの軍事侵攻開始後わずか二五時間で結成された反戦運動の最大勢力「フェミニスト反戦レジスタンス」をはじめ、ロシアにおける女たちの反戦・反体制運動はさまざまな形で存在してきたが、日本ではあまり知られていない。帝政時代からロシア革命、スターリン時代の大テロル、ペレストロイカを経て現在のプーチン政権に至るまで、著名な作家・詩人・活動家・ジャーナリストから無名の市民まで、女たちはずっと声をあげて闘ってきた。本書は、公式の歴史の中では埋もれてきた「もう一つのロシア史」を浮かび上がらせる試みである。 |
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目次 |
プロローグ ロシアの反体制運動とは何か |
出版社・メーカーコメント
ウクライナへの軍事侵攻開始後わずか25時間で結成された反戦運動の最大勢力「フェミニスト反戦レジスタンス」をはじめ、ロシアにおける女たちの反戦・反体制運動はさまざまな形で存在してきたが、日本ではあまり知られていない。帝政時代からロシア革命、スターリン時代の大テロル、ペレストロイカを経て現在のプーチン政権に至るまで、著名な作家・詩人・活動家・ジャーナリストから無名の市民まで、女たちはずっと声をあげて闘ってきた。本書は、公式の歴史の中では埋もれてきた「もう一つのロシア史」を浮かび上がらせる試みである。◆目次◆プロローグ ロシアの反体制運動とは何か第1章 闘う令嬢――ナロードニキの女性たち第2章 一九一七年の女性たち 第3章 スターリン時代を生き抜いて第4章 もうひとつの歴史――反戦・反核・フェミニズム運動第5章 プーチン政権と闘う女性たち◆著者略歴◆高柳聡子(たかやなぎ さとこ)福岡県出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文学博士。現在は早稲田大学、東京外国語大学などで非常勤講師を務める。専門は現代ロシア文学、フェミニズム史。ロシア・ソ連で歴史に埋もれた人たち、特に女性たちの声を拾い集め、記録することに努めている。著書に、『ロシアの女性誌』『埃だらけのすももを売ればよい』、訳書にダリア・セレンコ『女の子たちと公的機関』などがある。