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本づくりで世の中を転がす 反ヘイト出版社の闘い方

集英社新書 1290

出版社名 集英社
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-08-721390-4
4-08-721390-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 235P 18cm

商品内容

要旨

近年、小規模で個性的な「ひとり出版社」が注目を集めている。だが、二〇一三年創立の出版社「ころから」にはフォロワー(追随する者)がいないと業界では評判だ。その独自性の源泉はどこにあるのか。「ころから」の本の制作過程をはじめ、経営の仕方、本を取り巻く環境を伝えるのと同時に、ヘイト本が蔓延する書店とそうした社会の現状をいかに動かし、転がしていくかを考えていく。社会がヘイトの空気に覆われた二〇一〇年代以降、その暗雲を吹き払うために、そしてタフに生き抜くために、知恵を絞った者たちの闘いの記録。

目次

第一章 ヘイトに抗う(爆発的な売れ行きとなった『九月、東京の路上で』
お蔵入り寸前だった『花ばぁば』
推敲について考えた『みな、やっとの思いで坂をのぼる』
マンガ表現を教えられた『沸点』
原著とまったく異なる装丁にした『大邱の夜、ソウルの夜』
「分からない」と評された『奴らを通すな!』
「いきする本だな」の立ち上げ
コラボ「KGB」
本はハサミとノリがあればできる!?)
第二章 スモール&タフ(出版はフェアな業界?
重版こわい
持続可能性としての「直取引」
ファクス営業が最強!?
社名とロゴ
「日傘理論」で借金恐れるなかれ
製品テストとしての書評
『NOヘイト!』広告にノーを突きつけられて)
第三章 ころからのある社会(いい本屋とは
「書店は言論のアリーナ」に反論する
ヘイトスピーチに対して「ものさし」を持つ
いま図書館に求めること
「表現の自由」はなんのため?
隣に聴こえる声で)

著者紹介

木瀬 貴吉 (キセ タカヨシ)  
1967年滋賀県生まれ、出版社「ころから」代表。早稲田大学第二文学部中退。1991年からNGOピースボートに勤め2004年に退職。地域紙記者を経て、2008年に出版業界へ。2013年に二人の仲間とともに「ころから」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)