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鈍色幻視行 上

集英社文庫 お48−9

出版社名 集英社
出版年月 2026年6月
ISBNコード 978-4-08-743003-5
4-08-743003-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 401P 16cm
シリーズ名 鈍色幻視行

商品内容

要旨

呪われた小説『夜果つるところ』。映像化の度に事故や事件が起こる、その作品の編集者、映画プロデューサー、助監督、評論家らが、アジアを廻る豪華客船で一堂に会すという。作品と縁の深い夫の雅春と乗船した小説家の蕗谷梢は、関係者たちへの取材を開始する。食い違う証言により次第に輪郭を現す真相。覆面作家、飯合梓とは?本に隠されたものとは?謎と秘密を乗せて、航海が始まる。

出版社・メーカーコメント

恩田陸の新たなる代表作。『鈍色』『夜』の二冊が組み合わさったところに、物語から物語が生まれるという著者の小説作法が凝縮されている。松浦寿輝氏(「すばる」8月号)贅沢と言えばこれほど贅沢な本もない。大森望氏(「週刊新潮」6/15号)面白いし危険だ。これはえらいものを読んでしまった。鴻巣友季子氏(「すばる」7月号)謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜〜』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢の取材に応えて語り出す。次々と現れる新事実と新解釈。旅の半ば、『夜〜』を読み返した梢は、ある違和感を覚えて−−

著者紹介

恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年、宮城県生まれ。早稲田大学卒業。91年に第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった『六番目の小夜子』で、翌92年デビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞、第13回本屋大賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)