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最悪の将軍

集英社文庫 あ88−1 歴史時代

出版社名 集英社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-08-744034-8
4-08-744034-6
税込価格 770円
頁数・縦 339P 16cm

商品内容

要旨

生類憐みの令によって「犬公方」の悪名が今に語り継がれる五代将軍・徳川綱吉。その真の人間像、将軍夫妻の覚悟と煩悶に迫る。民を「政の本」とし、泰平の世を実現せんと改革を断行。抵抗勢力を一掃、生きとし生けるものの命を尊重せよと天下に号令するも、諸藩の紛争に赤穂浪士の討ち入り、大地震と困難が押し寄せ、そして富士山が噴火―。歴史上の人物を鮮烈に描いた、瞠目の歴史長編小説。

著者紹介

朝井 まかて (アサイ マカテ)  
1959年大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し単行本『実さえ花さえ』(のち文庫『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』)でデビュー。14年『恋歌』で第150回直木賞、『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、16年『眩(くらら)』で第22回中山義秀文学賞、17年『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞、18年『雲上雲下』で第13回中央公論文芸賞、19年『悪玉伝』で第22回司馬遼太郎賞、同年、大阪文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)