昭和十八年幻の箱根駅伝 ゴールは靖国、そして戦地へ
集英社文庫 さ60−4
| 出版社名 | 集英社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2020年12月 |
| ISBNコード |
978-4-08-744193-2
(4-08-744193-8) |
| 税込価格 | 660円 |
| 頁数・縦 | 261P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
今や国民的スポーツ行事である箱根駅伝に、幻の大会があった!第二次世界大戦に突入する昭和十五年に軍部の圧力で箱根駅伝は中止された。しかし、学徒出陣を控え、「もう一度箱根を走って死にたい」という学生たちの念願は、昭和十八年、戦勝祈願の名目で靖国神社をスタートに変えて開催という異例のかたちで叶う。戦時下の逆境をはねのけ、伝統の襷を繋いだ大会の全貌に迫るノンフィクション。 |
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| 目次 |
戦時下、「幻」と呼ばれた大会があった |



出版社・メーカーコメント
正月の風物詩、箱根駅伝にかつて「幻」の大会があった──。丹念な取材で、良質なノンフィクションを書き続けてきた著者の渾身作。【著者略歴】澤宮 優(サワミヤ ユウ)1964年熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。2003年刊行の『巨人軍最強の捕手』で、第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。著書に、『わたしの精神史』『打撃投手』『巨人軍の100人』『イップス』『炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校・甲子園初優勝の軌跡』など。