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泣きたくなるような青空

集英社文庫 よ23-5

出版社名 集英社
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-08-744203-8
4-08-744203-9
税込価格 572円
頁数・縦 167P 16cm

365Booksのおすすめ

目を引く全面写真のカバー。気軽に旅行に行けない今だからこそ読みたい吉田修一さんの旅エッセイです。
国内外の名物料理や美しい景色、場所や人々の匂いと手触り…。
作家さんならではの感性で描かれる旅の情景にうっとり。読む旅行、してみませんか?

365Booksとは?

  • 本の問屋・トーハンが本屋さん向けに発信しているトレンド&商品情報です。
    このコーナーではマスコットキャラクターの棚忍者とナビヘビちゃん(の中の人)が読者の方に今オススメしたい1冊をご紹介します。

商品内容

要旨

旅ってやっぱりいいもんだ。そこには人や場所との出会いがあり、人や場所の匂いがあり、人や場所の声が聞こえ、人や場所の手触りがある。台北や博多の屋台で舌鼓を打ち、沖縄やマレーシアの真っ青な空に目を奪われる。旅に出ることが出来る、それだけで奇跡。ANA機内誌連載をまとめたベストセラー作家・吉田修一の素顔が垣間見えるエッセイ集。このご時世、まずは「読む旅」を楽しんでください。

目次

博多って、おっきいなー
清潔であること
思い出のアドレス帳
長崎うまかもん
惜しい…。
静かに近づき、静かに去ってゆく
お盆・花火・長崎
ペルヘンティアン島の奴ら
台湾でのサイン会
フリーハグしてみた
あいにく絵心なし
朝の種類
百年後の笑っていいとも
ベルンで川を流れる
時間を持つもの・軽井沢
人間の声
無音の世界
遠いパリのこと
苦節三十年
泣きたくなるような青空
浪速の従姉妹漫才
大恩人・辻原登さん
中華料理店の王さん
満開の桜の樹の下・NY編
遠くて近いブラジル

出版社・メーカーコメント

こんなご時世だけど、旅に出たい! そんな気分にさせてくれるエッセイ25編。ベストセラー作家・吉田修一の素顔が垣間見える。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞を、「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)