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サン・キュロットの暴走

集英社文庫 さ23−21 小説フランス革命 13

出版社名 集英社
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-08-745261-7
4-08-745261-1
税込価格 748円
頁数・縦 311P 16cm

商品内容

要旨

国王ルイ16世を断頭台に送り込み、共和政の道を歩み始めたフランス。しかし不況はとどまるところを知らず、対外戦争ではフランス包囲網が敷かれ戦況は暗転、国内ではヴァンデ県を発端に内乱が拡大する。国内外の脅威に無為無策ながら、政権を手放さないジロンド派がマラを告発したことで、マラを信奉するサン・キュロットら庶民の怒りが膨れ上がり―。民意が革命を暴走させる、第13巻。毎日出版文化賞特別賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

ルイ16世の処刑後も出口の見えない不況に荒れる民衆。革命戦争では対フランス大同盟が築かれ、国内ではヴァンデ県での革命反対の蜂起を皮切りに内乱が拡大。内憂外患のフランスの行方は。(解説/東えりか)

著者紹介

佐藤 賢一 (サトウ ケンイチ)  
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)