• 本

田中角栄回想録

集英社文庫 は16-17

出版社名 集英社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-08-745479-6
4-08-745479-7
税込価格 748円
頁数・縦 348P 16cm

商品内容

要旨

スローガンは「決断と実行」。戦後の一時代を築き、いまも人々の記憶に残る田中角栄。日中国交回復と日本列島改造論を掲げて政界の頂点に立ち、ロッキード事件を経てからもその影響力を失わなかった。28歳での代議士初当選から法廷闘争の最中、病に倒れるまでに語られた思いや本音を、腹心の秘書であった著者が肉声を交えて紹介。不世出の天才政治家の素顔を浮き彫りにする超一級ノンフィクション。

目次

序章 ひとつの時代のはじまり、そして、終わり
第1章 青年代議士・田中角栄がみた戦後デモクラシー
第2章 池田・佐藤政権の屋台骨を支えつづけた十年
第3章 「列島改造」は田中政治のライトモチーフ
第4章 教育、職業、宗教についての見方、考え方
第5章 貿易自由化、経済自由化の本質
第6章 決断と実行 田中内閣波乱のスタート
第7章 日ソ外交史に残る田中・ブレジネフ会談
第8章 政治家の評価、官僚の評価、政党の評価
第9章 自民党最大派閥田中派の役割と実績

出版社・メーカーコメント

桁はずれの実行力で戦後の一時代を築いた天才政治家・田中角栄。その栄光と苦闘の歴史を、23年間腹心の秘書として連れ添ってきた著者が、田中の肉声を交えて振り返る。写真多数。(解説/山本皓一)

著者紹介

早坂 茂三 (ハヤサカ シゲゾウ)  
1930年北海道函館市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東京タイムズ社政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名を馳せた。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、政治評論家として活躍する。2004年6月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)