• 本

小説集 絵の中の物語

集英社文庫 は21−8

出版社名 集英社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-08-746085-8
4-08-746085-1
税込価格 1,153円
頁数・縦 269P 16cm

商品内容

要旨

真面目だけがとりえの貧乏医者が最後まで売らずに残したのは、蕪村の絵だった(「無用の人」)。日記の形で語られる、イギリス老貴族の悲痛な物語(「鶏鳴ついに…」)。武士の心情を美しく描く(「約束は雪の朝飯」)。カラーで収録したホイスラー、コロー、ターナー、池田遥邨、有元利夫など古今東西の名画19作品からインスピレーションを受け、書かれた物語は、粋な遊びごころに満ちている。

出版社・メーカーコメント

絵と小説の粋なコラボレーション。レンブラント、ターナー、有元利夫など、古今東西の名画からインスピレーションを得て綴った短篇小説を収めた画文集。絵を見るのがもっと楽しくなる、ユニークな1冊。(解説/粟津則雄)

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生。作家・書誌学者。「イギリスはおいしい」で日本エッセイストクラブ賞、「ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録」で国際交流奨励賞を受賞。エッセイ、小説、詩、能楽・自動車評論など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)