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水滸伝 15

折戟の章

集英社文庫 き3-58

出版社名 集英社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-08-746239-5
4-08-746239-0
税込価格 935円
頁数・縦 395P 16cm
シリーズ名 水滸伝

商品内容

要旨

どの寨が崩れても、梁山泊は潰滅する。極限状況の中、各寨は必死の防戦をしていた。特に激しい攻撃に晒された流花寨は、花栄らが死を覚悟して闘い続ける。しかし、官の水軍の進攻が始まり、それも限界が近づいていた。一方、宣賛は起死回生の策を考え出す。密かに李応や索超、扈三娘を北京大名府に急行させた。梁山泊の命運を握る作戦が今、静かに始まる。北方水滸、危局の十五巻。

出版社・メーカーコメント

梁山泊に残された唯一の光軍勢に劣る梁山泊。各寨の限界が近づく中、宣賛は起死回生の策を打ち出した。手薄の北京大名府を陥とし、講和に持ち込む策である。李応の攻城部隊が城壁を崩し始めるが――。(解説/茶木則雄)

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞する。また、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞、06年『水滸伝』(全19巻)で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)