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救命センター部長ファイル

集英社文庫 は13-4

出版社名 集英社
出版年月 2008年6月
ISBNコード 978-4-08-746307-1
4-08-746307-9
税込価格 473円
頁数・縦 246P 16cm

商品内容

要旨

下町の救命センター。不測の事故や予期せぬ発作で、瀕死の状態に陥った人間の、救命と社会復帰のため、24時間態勢で最善を尽くす医療現場である。生死の境目にある患者と、突然のことに戸惑う家族。まざまざと見せつけられる生身の人間の強さと弱さ、怒りと諦め、悲しさ…。患者の高齢化、人材の不足など様々な問題を抱える現場を知り尽くした医師が、死生観を問う。ヒューマン・ドキュメント。

目次

救命センターからの手紙、再び
春愁
疑念
納得
逡巡
錯誤

おすすめコメント

医療の進歩は、本当に人を幸せにしているか?命の最先端で問う!手術をするかしないか。植物状態にしてしまうのか、それとも……。ただ命を救えば良いのではなく、様々な決断が必要となってくる。それぞれの立場で悩む医師たちは、自問自答を繰り返す。今まさに救命救急医療の現場で起こっている、ヒューマン・ドキュメント!

出版社・メーカーコメント

救命医療現場の医師が綴る生と死のドラマ 下町の救命センターで救急医療の最前線に立つ医師と看護師たち。救命の難しさと問題点、患者と家族が織りなす人間模様。一秒を争い、最善を尽くす現場の生と死のドラマ。シリーズ第4弾。(解説/養老孟司)

著者紹介

浜辺 祐一 (ハマベ ユウイチ)  
1957年兵庫県生まれ。81年東京大学医学部卒。東大病院救急部を経て国立水戸病院外科に勤務。85年救命救急センター開設と同時に、都立墨東病院へ。現在、救命救急センター部長。99年、『救命センターからの手紙』で第47回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)