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楊令伝 5

猩紅の章

集英社文庫 き3−71

出版社名 集英社
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-08-746747-5
4-08-746747-3
税込価格 858円
頁数・縦 397P 16cm
シリーズ名 楊令伝

商品内容

要旨

推戴した帝が暗殺され、聞煥章の燕建国の野望は半ばにして潰えた。燕軍は瓦解し、北の戦線は終熄する。梁山泊軍は、楊令の作戦によって河水沿いの地域を一気に制圧した。一方、江南では宋軍による方臘信徒の殺戮が凄惨を極めている。しかし度人の声はなお熄まず、呉用は決死の覚悟で勝利のための秘策を練る。方臘自らが前線に立ち、ついに童貫軍との最後の決戦が始まった。楊令伝、狂瀾の第五巻。

出版社・メーカーコメント

江南に烈風吹き荒れ、方臘と童貫、最終決戦 聞煥章が抱いた燕国の夢は、李富の策略によって潰えた。その間に、梁山泊軍は河水沿いの地域を制圧する。江南では方臘勢が、童貫軍との最後の死闘を繰り広げようとしていた。(解説/小久保裕紀)

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)