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日本語は七通りの虹の色

集英社文庫 自選ユーモアエッセイ 2

出版社名 集英社
出版年月 2001年2月
ISBNコード 978-4-08-747292-9
4-08-747292-2
税込価格 545円
頁数・縦 302P 16cm

商品内容

要旨

言葉を杖に本を友として歩む鬼才が語る「言葉のゆたかさ、本の楽しさ」満載のこの一冊。さる古書展で大枚2万円で買い求めた「円朝全集」、読むほどにいらいらがつのる。赤鉛筆の傍線は、きまってトンチンカンな箇所。前の所有者はかなりの愚物にちがいない…。毎日八種類の新聞に目をとおす著者が、社会面を賑わせた刃傷事件を分析してみれば…。独自で才にあふれた解釈が笑いの内に本質を抉る。

目次

第1章 書物は化けて出る(本とわたし
書物は化けて出る
世界に一冊しかない本
本の運命 ほか)
第2章 日本語は七通りの虹の色(私のことば史抄
擬声語
漢字とローマ字
振仮名損得勘定 ほか)
第3章 餓鬼大将の論理(餓鬼大将の論理
キンキラ日本の組織標本
五人組帳の裏返し
昭和庶民伝三部作を書き終えて ほか)

出版社・メーカーコメント

言葉をツエに、本を友として歩む著者が、長年にわたり書きついだ「本の楽しさ、言葉の豊かさ」についての随筆が一冊に。独自の解釈、独特な展開がもたらす鬼才の結論は!? 文庫オリジナル版。