• 本

グレースと公爵

集英社文庫

出版社名 集英社
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-08-760429-0
4-08-760429-2
税込価格 461円
頁数・縦 199P 16cm

商品内容

要旨

フランス革命。パリに住む王党派の美しい英国貴婦人グレース・エリオットの人生は波乱にとんだものだった。ギロチンの刃に脅かされながら困難な局面を幾度もその機転と度胸で切り抜ける。人権宣言の光は恐怖政治の闇を伴い、彼女には革命の闇の部分が良く見えた。優柔不断でルイ16世の従兄弟でもあるオルレアン公。かつて愛した彼に王の助命を懇願する。やがて彼女もスパイの嫌疑で投獄され…。

出版社・メーカーコメント

フランス革命。パリに住む王党派の美しい英国貴婦人の身辺に危険が迫っていた。革命派に傾いたルイ16世の従兄弟であるオルレアン公。かつて愛した彼に王の助命を懇願するが…。同名映画原作。

著者紹介

エリオット,グレース (エリオット,グレース)   Elliott,Grace
1755年ごろ、スコットランドの旧家に生まれる。フランスで教育を受けた後、サー・ジョン・エリオットと結婚するが、すぐに離婚。後のジョージ4世、プリンス・オブ・ウェールズの愛人となり、一女をもうける。その後、オルレアン公に見初められ、1766年、フランスに渡る。二人の関係は仏革命勃発時に終局を迎えるが、その後も政治的立場の相違にもかかわらず、深い友情で結ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)